依頼者夫は、キャリアウーマン妻の浮気に悩んでいました。
夫が妻の浮気を知ったのは携帯メール。
妻の携帯メールには、「○○くん大好き」、「昨日はありがとう、とてもうれしかった」、「愛してる」など、不倫をうかがわせるやり取りが。
メールの文面から、相手男性が妻の部下であることは容易に想像できました。
妻は二ケ月ほど前から残業が増え、深夜に帰宅することが多くなっていました。
近々転職予定の妻は、それにともなう仕事の引き継ぎもあるため、残業が増えたと夫に言っていました。
残業後に会社最寄り駅で浮気相手と合流した妻
調査１回目。
この日妻は、都内某所で新しい転職先の研修を受けていました。
18時30分：探偵二名は研修が行われている○○ビルで張り込みを開始。
あいにくこの日は大雨。
張り込み開始から約30分後、ビル玄関を出た妻の尾行を開始。
妻は130mほど歩いて、東京メトロ某駅のエレベーターに乗って地下に降りていきました。
目黒方面行き電車に乗った妻は某駅で下車。
その駅は、妻が勤めている会社の最寄り駅です。
妻は、一旦会社に戻ってから浮気相手と会うつもりのようです。
改札を出た妻は5分程歩いて、会社が入っているオフィスビルの裏に回って通用口から中に入りました。
このオフィスビルは、正面玄関と通用口が真反対（南北）の位置にあり、その二カ所を同時に監視することができないため、探偵は二手に分かれて張り込みました。
妻が、帰りも通用口から出るとは限らず、正面玄関から出る可能性もあるからです。
※掲載写真はすべて本物であるため画質を落とし、顔を加工してあります。
21時30分：通用口から出て駅に向かう妻を尾行。
妻は、某駅ビルのエスカレーター前で若い男性と合流しました。
この若い男性が妻の浮気相手です。
下りエスカレーターに乗った二人は地下へ。
東京メトロ改札を入った二人は、電車を待ちながら嬉しそうに談笑。
しばらくして電車が到着すると、妻と浮気相手はシートに並んで座りました。
同僚と出くわした場合のことを警戒しているのか、電車内でのスキンンシップはありませんでした。
ただし、浮気相手が妻の傘を持ってあげています。
会社から離れた駅で降りた途端、大胆にスキンシップする妻と浮気相手
東京メトロ四ツ谷駅で降りた二人は、JR四ッ谷駅改札に入ります。
中央線ホームに下りた二人は、すぐに引き返して総武線ホームへ移動。
総武線電車に乗った二人は某駅で下りました。
ホーム階段を下りているとき、浮気相手が妻の腰に手を回しました。
この駅で、同僚と出会う可能性はないのでしょう。
二人はスキンシップが増えて大胆になって行きます。
北口改札を出た二人は相合傘をさしました。
22時15分：そして北口の飲み屋街にあるバーに入店しました。
23時45分：1時間半ほどして、妻と浮気相手がバーを出ました。
二人は相合傘でべったり寄り添い、時おりキスをしながら某駅へ。
電車を待っている間も、浮気相手が妻の腰に手を回し抱き寄せ、妻は甘えるように寄りかかっていました。
そのあと二人は電車に乗って、某駅で降りました。
浮気相手のアパートで不倫してから帰宅
二人は南口に出ると、繁華街を抜けて住宅街へ入って行きました。
そして、10分ほど歩いたところにある古いアパートに入りました。
そこが浮気相手の自宅。
1DKの小さなアパートで、そこに住んでいるこの若い浮気相手が裕福で無いことは明らか。
なので、エリートキャリアウーマンで高給取りの妻が、デート代を払っていることは容易に想像できます。
また、妻の慣れた様子から、この部屋に来るのが初めてではないことがうかがえました。
時刻は午前0時を過ぎています。
二人が中に入ってしばらくすると、部屋の明かりが消えました。
そのあと、風呂場の小さな窓に明かりが灯きますが、またすぐに消えました。
探偵が、アパートに近づいて様子を伺うとシャワーの音がかすかに聞こえます。
二人は、不貞の前にシャワーを浴びていたのでしょう。
1時30分：部屋の明かりが点灯。
続いて風呂場の明かりもつき、シャワーの音が聞こえました。
それから40分後、二人がアパートから出て来ました。
手をつないで嬉しそうに話しながら、大通りの方へ進みます。
そして、大通り反対側に渡ると、男性がタクシーを拾い妻だけ乗って別れました。
妻と依頼人の自宅は、深夜で道がすいているこの時間なら車で15分かからない距離。
探偵は、すぐに依頼人に連絡を入れて状況をリアルタイムで報告。
これから妻が帰宅することを伝えて、この日の浮気調査を終了しました。
依頼人夫によると、妻はいつも深夜1時、2時に帰宅するそう。
妻がこのパターンで浮気していることが推測できました。
退職日に男性社員と密会してアパートで浮気不倫をする妻
前回の浮気調査から6日後、二回目の調査を実施。
この日は、妻が会社を辞める日でした。
夫によると、妻の送別会は2日前に終わっているので、この日は残務処理以外の用事はないとのことでした。
そして、妻はデスクの整理をして私物を持ち帰るため、キャリーバッグを持って出ているとのこと。
17時50分：探偵二名は、前回同様二手に別れて、妻の会社があるオフィスビルの正面玄関と通用口をそれぞれ張り込みます。
20時30分頃、通用口から浮気相手男性が出ました。
先に退社して、時間をつぶしてから妻と落ち合う模様。
それから1時間半後の22時、妻が通用口から出てきました。
夫が言っていたように、バックのほかに旅行用のキャリーバッグと紙袋を持っています。
妻が駅に着きましたが、先に会社を出ている浮気相手はまだ現れません。
妻は、メールを打ちながらエスカレーターで地下に降り、東京メトロの改札に入りました。
会社近くでも大胆になる妻。デート代も妻のおごり
しばらくして、ホームに浮気相手男性が登場。
男性はすかさず「持つよ」と言って、妻の紙袋とキャリーバッグを持ちました。
嬉しそうに「ありがとう」と言う妻。
二人は電車に乗りドアの前に立ちました。
妻は、男性の胸に頬を当てたり手を触ったり、甘えるような目で男性の顔を見上げたりしています。
その様子は、誰が見てもカップルにしか見えません。
妻が、会社を辞めた安堵感から開放的になっているのは明らかでした。
東京メトロの某駅で降りて地上に出た二人は、歩いて5分の場所にある小さなバーに入りました。
このバーのドアには長方形の素通しのガラスが入っているので、店内の様子を見ることが出来ます。
妻と男性は、入り口に近いテーブル席に向かい会って座わりました。
時刻は22:40を過ぎています。
0時過ぎ：手前に座っていた妻が立ち上がってカウンターの方へ行きました。
浮気相手の男性は、座ったままそちらの方を見ています。
ドアの素通しガラスの幅が狭いため、妻の姿は確認できませんが会計をしている模様。
しばらくすると、男性が妻のキャリーバッグを引きながら出て来ました。
続いて妻も店を出ます。
やはり店の代金は妻が支払っていました。
デート代は高収入の妻が面倒見ているのです。
二人は大通りに出て、浮気相手男性のアパートの方へ向かいます。
男性のアパートは、ＪＲと東京メトロの中間地点に有りました。
前回はＪＲの駅からでしたが、今回は丸ノ内線からアパートに行きました。
浮気相手のアパートに入る妻。探偵が決定的証拠を撮影
0:20分過ぎ、二人がアパートに到着しました。
男性がドアを開け、続いて妻も入ります。
そして、5分もしないうちに消灯。
前回同様、シャワーを浴びて不貞行為をする模様。
1時20分：部屋の明かりが点灯。
それから15分ほどすると、妻と男性がアパートから出てきました。
二人は前回と同じ経路で大通りに出て、男性がタクシーを拾います。
妻はタクシーに乗る前に、男性とキスをして別れました。
探偵は電話で依頼人に、今から妻がタクシーで帰宅することを伝えて浮気調査を終了しました。
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